血圧を下げる導引体操

東洋医学では自然界の天の気を十分に体内に取り入れる操身術として、「導引の法」というものがあります。これは五禽(ごきん)の術といって、動物が飛んだり走ったりするさまを運動法として取り入れた、古くからある中国の操身法です。

この東洋方式の導引体操はテンポがゆっくりで、動作がゆるやかで大きいことが特色であります。呼吸に合わせて、のびのびとリズムにのって、腕、体、足を伸ばし、開き、ひねりと、自由に体を動かします。この点は筋肉の鍛錬を目的とした西洋方式の体操法と異なります。自然の中でのびのびと呼吸を整えることもねらいであります。

そのため、血圧が高い人にも無理なく行えるメリットがあります。思い出したようにときどき行うのではなく、毎日行えば体がすっきりして、血圧は自然に下がります。

〇体操の一例

腰幅に立って、全身の力をできるだけ抜いて力を抜いて、体操を始める前に深呼吸をします。(椅子に座りながらもできます)

①ひじをまげのばしする
②手足をの先をブラブラします
③両手の甲や手のひらをもみ合わせます
④上体を前後にそったり、曲げたり、左右にひねります
⑤膝の屈伸を10回行います
⑥床に座って、足を開脚、できるだけ真横に開き、開いたら足首を動かします
⑦床に座って、足の裏をもみます

注意点
・無理はしない
・ゆっくりと行います
・呼吸は止めない、浅くならない
・ルールはないので、のびのびと行いましょう