脾経(足の太陰脾経)

東洋医学でいう脾の臓とは、現代医学でいう脾臓のことだともされています。この脾の臓と胃の腑は表裏一体で機能し、お互いに助け合っていると考えられています。

脾の臓の働きは、胃で消化したものをここで吸収し、全身にエネルギーとして配分します。したがって、現代医学でいう脾臓ではなく、膵液を分泌し、インシュリンを内分泌する膵臓にあたると考えるのは妥当であります。

・舌がこわばる
・みぞおちから胃のあたりが重苦しい、痛い
・時々吐き気がして、げっぷが出る
・わき腹が張る
・下痢や便秘で悩む

などは脾経の異常よることが多いです。

「三陰交」は脾経における代表的なツボです。