KI9 築賓(ちくひん)


【位置】下腿後内側、ヒラメ筋とアキレス腱の間、内果尖上方5寸(約15㎝)。
※膝を屈し、抵抗に抗して足を底屈すると、脛骨内側縁にヒラメ筋がより鮮明に現れる。
※太谿(KI3)と陰谷(KI10)を結ぶ線上で、蠡溝(LR5)と同じ高さにある。

【主治】癲狂、嘔吐、流涎、下腹部痛、足脛部痛。

【操作】鍼は直刺で1~1.5寸。灸も可。