肝経(足の厥陰肝経)

正経十二経の最後を締めくくる経脈が肝経であります。足の親指の先端から始まり、最後に十二経脈のの始まりである肺経に戻っていきます。

東洋医学では、肝は腎と並んで人間の生命全体の機能を保つ上に重要な役割を果たしています。特にこの経絡には、男女性器の症状があらわれるツボが多くあります。

・頭痛
・ほほの痛み
・目が赤い
・顔色青黒い
・つばをよく吐く
・耳閉
・腰の激しい痛み
・季肋部の痛み
・便秘
・下痢
・子宮のいっさいの病気
・手足の蠕動
・ヘルニア

などの症状が肝経の証です。

肝経のツボには、「期門」、「太衝」などがあります。