GV17 脳戸(のうこ)

【位置】頭部、外後頭隆起上方陥凹部。
※後正中線の垂線と外後頭隆起上縁の水平線の交点にある陥凹部。玉枕(BL9)と同じ高さにある。

【主治】癇癪、瘂、頭暈、頸項部の強ばり痛み。
※唖:言葉がでない。
※頭暈:頭がふらつき、自分自身あるいは周囲の景色が旋回するような感覚があり、甚だしければ悪心・嘔吐が生じる病証。

【操作】鍼は横刺で0.5~0.8寸。灸は、棒状灸はよいが直接灸はしない。