LU9 太淵(たいえん)

【位置】手関節前外側、橈骨茎状突起と舟状骨の間、長母指外転筋腱の尺側陥凹部。
※手関節掌側横紋の橈側、橈骨動脈上にある。
 
【主治】咳嗽、呼吸困難、喀血、咽頭部の腫脹・疼痛、動悸、鎖骨上窩部のけん引痛、前腕前面部の痛み、ろうあ、無月経、脈なし病。
 
【操作】①直刺で0.2~0.3寸。灸も可。②刺鍼時は動脈を避け、直刺で3~5分。または鍼先が動脈壁に達しても血管を破らないようにすれば良効を収めることができる。