冷えない症

冷え症があるならば、冷えない症もあります。

冷えない症は、体を冷ますが機能が落ちている状態です。体が冷えないのでいつまでも汗をかき、冷たい飲食やエアコンや扇風機の冷たい風を求めます。

結果的に、体の表面だけ冷やしすぎて体内に熱がこもったり、冷やすのに余計な労力を使うので疲れやすくなったりします。

冷えない症の人は、のぼせや口の渇きを感じやすく、 また、皮膚に乾燥感があったり、空せきが出たり、便秘傾向だったりします。

冷えない症の人には、冷たい飲食や刺激の強い香辛料の摂り過ぎは厳禁です。胃や腸など内臓を冷やすと過度に熱をつくり、大汗をかいて表面だけ冷えてしまい、内部に熱がこもってしまうからです。

夜更かしや過度な労働、ストレスも冷えない症を悪化させます。ストレスがたまったときは、意識してリフレッシュの時間をとることが大切です。

冷えない症は、漢方や鍼灸で改善できます。お困りの際はご相談ください。