運命学としての家相
▽運命学では一年を八季に分ける
一年は、春夏秋冬と四つの季節しかないと思われていますが、実は八季あり、春夏秋冬の間にそれぞれ土用というものが入っているのであります。つまり土用は、四季間の変化期に当たります。この変化期には、非常に健康や思考力がそこなわれやすく、土用の期間は、準鬼門期間と考えていいほどであります。
このように空気は一種類ではなく、季節によってそれぞれ違います。この八種類の空気をマスターし、これに適応した生活をすればいいわけであります。
▽植物と酸素との関係
空気は地球を取り巻く気層であり、宇宙の無限につながっていますが、その構成は、
窒素 78.2%
酸素 20.93%
希ガスアルゴン 0.9%
二酸化炭素 0.03%
ネオン 0.01%
水素 0.0005%
であります。その他にまだ微小量成分はありますが生物にとって必要なのは、上気の通りで、中でもとくに重要なのは酸素であります。
酸素は空気中ばかりではなく、水中にも多量に含まれています。その水中の酸素を生物が吸って、空気の中に二酸化炭素を出しています。陸上ではこれと逆に、植物が二酸化炭素を吸って酸素を吐き出しています。このことからも、人間は植物とは切っても切れない関係にあります。人間が緑地帯を求め、植物は人間の吐く二酸化炭素を求め、人間は酸素を求めるといった相互関係が、この両者にあります。それで、人間と相性のよい植物の発生する酸素を多くすえるように考えるのも、一つの方法であります。