風邪の下痢に効く手の先のツボ

〇風邪の下痢に効く手の先のツボ

風邪をひいたとき、ウィルスが腸管に入って下痢を起こすことがあります。

この場合は、人差し指の爪のつけ根で親指側にある「商陽」を、もう片側の人差し指と親指ではさむように指圧するとよいでしょう。

このツボは、大腸経の始まりのツボになっており、大腸経の中でも特に腸の調子が悪くなって下痢気味の時、しかも単に下痢をしているというのではなく、風邪をひいて熱のある時に起こる下痢によく効きます。

このツボを、つまようじのとがっていない方で刺激しても、磁気粒をはってもよいでしょう。

ちなみに、風邪と腸とは決して無関係ではないです。風邪をひくというのは、えてしてお腹を冷やしていることが多く、風邪のための頭痛や熱と同時に、お腹が渋ったり、下痢っぽくなったりすることが多いです。

このような場合は、「商陽」は一石二鳥の効果を発揮します。