運動と健康

日頃からやらないといけないと思っていても、出来ないのが運動です。人間は、動物なので、からだを動かすことで調子を整え、また自分の持つ体力より運動量が少なければ、徐々に体力は衰えます。からだを動かさなくても、運動量に応じた食生活をすれば病気にはなりませんが、たいていの人は、体をあまり動かさずに飲食だけを摂り、過食になり、病気の原因を作ります。

体を動かすことで筋肉が刺激されます。筋肉は、体を動かすこと以外に、体を支持したり、熱を作ったり、からだの循環の補助をします。筋肉は動かさないでいると固くなり、からだの緊張を生じさせ肩のこりや腰痛になります。

過度の運動は、疲労度を増加させ、呼吸器や心臓など器官に欠陥があると、その欠点に負担がかかり、異常に機能低下を起こすので、体力を大きく超過するものは行ってはいけません。体力を向上させるには、自分の体力を少し上回る程度の運動が望ましいです。

運動はどの時間帯に運動をしてもよいというわけではなく、時間帯を間違えると体力が低下することがあります。日中の時間帯に運動せず、休まないといけない夜の時間に運動をするのは、自律神経の失調を始め、あらゆる障害を生じ、これを長期にわたって繰り返すと病気の原因になります。運動は朝、昼、晩で行う程度が異なります。朝は軽い柔軟体操から徐々に強い運動へ、昼は運動最盛期なので活発に運動をする、夕方は一日の動作で偏ったからだを均等化させたり、明日のための整備に軽い運動行ったりすることが良いでしょう。夜間にマラソンなど過度な運動を行っている人がいますが、神経の失調や夜風で呼吸器が冷え、機能が低下しますのでなるべく避けてください。

健康のためにはどのような運動が良いかといいますと、一番生理機能を円滑にする運動法は体操です。最も心理に基づいて行っているのは「ヨーガ」です。もっとも「ヨーガ」でなくても皆様に知られているラジオ体操でもいいかと思います。

病気は、血液代謝をはじめとし、体液の新陳代謝が悪くなった状態のときになります。自己の内臓の力で、十分に代謝ができないときには、外的に運動をして助けることが出来ます。からだを十分に動かせないときには、手首、足首を回すだけでも循環を助ける効果があります。

適度な運動はからだのために非常に良いことです。運動をしてみませんか?そして、はり・きゅうは循環を良くし、内臓を回復させる医療です。運動に合わせてはり・きゅう治療でもいかがですか?