小児と健康

幼いお子さんは、非常に弱く、繊細な存在なのです。骨格や内臓もまだまだ未成熟で、自ら体を守ることもままならなくて、体力がなくすぐに疲労します。だから、ちょっとしたことで過敏に反応します。無理をしたり体が疲れたりすると熱が上がります。

また、自己で処理できない異物は吐き出したり消化不良を起こしたり、また、過敏に反応して皮膚に湿疹が出たりします。大人にとって大した刺激でなくても、子供の体に大きな影響を与える刺激になりえることもたくさんあります。体力がありどんどん熱を作れるお子さんは何とか対応し事なきを得るかと思います。

しかし、虚弱なお子さんは過ぎに体力を消耗し、からだの熱が作れなくなり、どんどんからだが冷えていきます。からだが冷えていると、その状態から戻そうとして、いろいろな反応を起こします。

  • せき
  • 湿疹
  • くしゃみ

などは体を改善しようとする反応で、一生懸命体を温めようとして出る反応です。

そして、十分に体が温まるまで症状は続きます。薬を飲むと体は冷えます。薬を飲み続けていると症状はなかなか改善されません。

以下に、理想とする子供の生活習慣を記します。

1.睡眠

子どもは睡眠を取らないと育たない。寝る子は育つということわざどおり、科学的にも証明されており、寝ている間に成長ホルモンが出て、体を大きくしています。寝る時間が短いと子供は育ちません。
新生児(生後1ヶ月未満)は、一日中眠っているような状態です。

  • 乳児(~1歳未満)は、約11~12時間
  • 幼児(1歳~3歳未満)は、約10~11時間
  • 学童期(3歳~6歳未満)は、約9~10時間
  • 小学生・中学生   約9時間

が理想と考えられる睡眠時間数です。これらの時間寝ないと体の疲労は取れず、体温が下がり、成長が妨げられます。お父さんと同じ調子で遅くまで起きていますと、どんどん調子を崩します。

2.食事

人工物は、腸の働きが未熟な赤ちゃんには、大きな負担になります。大人とっては好物でも、赤ちゃんにとっては毒になるものは多く存在します。特に、白砂糖は避けなければいけません。チョコレートは小学生高学年までは口にさせてはいけませんよ。

3.運動

筋肉を動かすことで熱は作られます。運動不足の赤ちゃんは熱を作ることができず、からだはどんどん冷えてしまいます。適度な運動をすることが好ましいでしょう。

4.呼吸

口呼吸をすると体温が下がります。口から吸入した冷たい空気が肺を直接冷やすからです。鼻で呼吸をすると、いったん鼻の中にある空間を通り、ワンクッションおいて肺に入るため冷えにくくなります。鼻で呼吸できる習慣を身につけましょう。

5.ストレス

幼い時は感受性が高いものです。ちょっとしたことでもストレスに感じることはたくさんあります。

小児はりを行うと体が温まり健康になります。副作用の心配もなく安心です。なかなか改善しない症状がある場合は、一度ご相談ください。