不妊症

「子供がほしくても授からない。」「病院で治療を受けているがなかなか改善されない。」「人工授精を何回も受けているがダメです。」などなど、不妊症で悩んでいる方は少なくありません。他人にはなかなか相談できず、社会的にも様々なプレッシャーを受けることも多いでしょう。インターネットの不妊掲示板では、「つらいです。」「もう諦めました。」という文言をよく目にします。私は常々「諦めないで一度鍼灸院で治療を受けてみてはいかがですか?」と思っています。

不妊症について

さて、皆様は、不妊症の治療といえば、最初に婦人科で不妊治療を行うかと思います。不妊症は見かけ上ではまったく問題はなく、どこかが痛い、かゆいもありません。しかし、「不妊症」という病名診断されます。排卵誘発剤などのホルモン療法、体外受精、人工授精などなど。高額な医療費を払います。確実に成功すればいいのですが・・・。

子作りができる丈夫な体作り

しばしば、妊娠は植物の発芽に例えられます。受精卵が種で、子宮が大地にあてはめられます。発芽をするためには種は元気でないといけません。つまり、卵子や精子が丈夫なものでなければいけません。卵子や精子は、生活の乱れ、精神の乱れなどがあると良質なものは形成されません。受精卵を栄養する過程は、薬やホルモン剤で行うことで調整は出来ます。しかし、成長させたり、丈夫にしたりすることは薬では出来ません。 また、種が良質なものあっても、大地が悪ければ育ちません。つまり、良質な卵・精子を確保して無事受精できたとしても、その受精卵が根付くための子宮(内膜)の環境が悪ければ着床しづらく、仮に着床できたとしてもすぐに受精卵は枯れてしまい、流産してしまいます。大地が悪いというのは、栄養状態もありますが冷えていることも関係します。種は発芽するときには、多くの熱を必要とします。その熱をもって成長するからです。大地が冷えていると種は生育しません。人間でも同様で、からだが冷えていると受精卵は育ちません。 不妊症は、妊娠を妨げている原因を取り除き、子作りができる体作りをしなければいけません。

改善すること

自然界に存在する動物は不妊になることはありません。では、なぜ人間には不妊症があるのでしょうか。それは、自然のリズムと自己の生活のリズムが合っていないからです。自然のリズムとは、太陽のリズムと同じように生活をすることです。つまり、日が昇るとともに活動をして、日が沈むにつれて行動を止めるということです。現代人の生活は、このリズムからかけ離れているため、体が不自然となりおかしくなるのです。食事も旬なものを食べず、また、添加物が多く含まれた人工物を食べるとからだは自然でなくなります。体は不自然な状態になると、自然な状態に戻そうとして余計なエネルギーを消費します。その結果、体が疲労し冷えます。前述の通りからだが冷えると、受精卵が育たないこと以外に、血液の循環が悪くなることで、様々な働きが鈍り、冷えが強い部位は硬直したりします。 つまり、自然の生活に近づけることが改善点の一歩となります。

最後に

自分のからだに余裕がないと、子供は作れません。まずは、生活習慣を見直し、改善すべきことは即時実行することが肝要になります。そして、わからないことは身近な専門知識を持っている人に相談して下さい。長年自分が常識に思えていることが、健康常識からずれていることは多々あります。もちろん当院でも相談を受け承っています。そして、からだの力を回復させ、からだを温めことができる鍼灸治療を受けることをお勧めします。