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当院のご案内

診療時間のご案内

 
午前 -
午後 - 17:30 -

診療時間
午前 09:00~12:00
午後 14:30~19:30

休診日:毎週木曜日午後・日曜日/祝日

治療院アクセス地図

治療院アクセス

■アクセス
東急東横線「新丸子」より徒歩3分
東急東横線「武蔵小杉」より徒歩10分
■所在地
〒211-0006
神奈川県川崎市中原区丸子通り2丁目681番地
トクオカビル1F
■ご予約電話番号
(044)-712-0989
ひごころ治療院 院長
日吉 直之
日吉 直之

小児はり

【適応症状】

疳の虫(カンノムシ)症状とは、小児が異常に興奮しやすくなっている状態。夜泣き、不機嫌、いらだち、ちょっとした物音に驚く、寝ているときに薄目を開けている、奇声(かん高い声)を上げる、行動が粗 暴になる等といった症状です。下痢、便秘、消化不良、腹痛、肩こり、頭痛、発熱、夜尿症、結膜炎、眼瞼炎、鼻カタル、耳下腺炎、慢性気管支炎、小児喘息、湿疹、アトピー性皮膚炎等その他症状にも対応しています。お気軽に相談ください。

【小児はりとは】

「小児はり」とは、江戸時代に大阪の数名の治療家が行なっていた治療法で、大正末期から昭和初期にかけて、関西を中心に広まった小児を対象とした治療法の名称です。関東でも小児の治療を行われているのですが、あまり「小児はり」とはいわないので、聞き慣れないのかもしれません。「小児はり」では、普段はり治療に使用されている「刺すはり」と違い、皮膚をこすって接触させて、軽い刺激を与える特殊なはりを使用します。大人と異なり、感受性の高い小児に合わせた施術方法です。痛み、副作用もなく、とても元気になります。気持ちがいいですよ。

【小児の健康】

大人にとって大した刺激でなくても、子供の体に大きな影響を与える刺激になりえること もたくさんあります。最近は、大人と同じような生活を送る幼いお子さんが増えたかと思 います。深夜遅くまで起きたり、お父さんの酒の肴を好んで一緒に食べたりすることなど です。

幼いお子さんは、非常に弱く、繊細な存在なのです。骨格や内臓もまだまだ未成熟で、体力がなく、すぐに疲労します。自ら体を守ることもままならなく、ちょっとしたことで過敏に反応します。無理をしたり、体が疲れたりすると簡単に熱が上がります。自己で処理できない異物は消化不良を起こしたり、吐き出したりします。また、過敏に反応した結果皮膚に湿疹が出たりします。

体力がありどんどん熱を作れるお子さんは、体内の活動力を上げ、何とか対応し、事なきを得るかと思います。しかし、虚弱なお子さんは無理をすると体力を消耗し、からだの熱が作れなくなり、どんどんからだが冷えていきます。からだが冷えていると、その状態から戻そうとして、いろいろな反応を起こします。せき、湿疹、くしゃみなどは体を改善しようとする反応で、一生懸命体を温めようとして出る反応です。そして、十分に体が温まるまで症状は続きます。薬では症状は止まりますが、体を温めることはできません。薬を飲み続けていると症状はなかなか改善されません。

また、幼いお子さんは、まだまだコミュニケーション能力は低いため、症状を訴えるこ とが出来ません。その変わり「鳴く」という行為で思いを伝えます。 泣いているときは、

  • 1.おなかがすいた
  • 2.うんちかおしっこがしたい
  • 3.うんちかおしっこをした後でおむつが気持ち悪い
  • 4.眠い
  • 5.寒い

などが考えられます。しかし、上記の状況を改善しても、泣きやまない時は、体が冷えて、 一生懸命熱を作ろうとしているからです。体の冷えが強いとなかなか泣きやみません。 体が温まったとき始めて泣き止みます。 体がなかなか暖まらないときは、是非小児はりをお試し下さい。お子さんのからだの成長
を促すこともできます。

【子供の冷える要因】

<1>睡眠不足

乳児(~1歳未満) 約11~12時間
幼児(1歳~3歳未満) 約10~11時間
学童期(3歳~6歳未満) 約9~10時間
小学生・中学生  約9時間

足りていないと体は冷えます。夜遅くまでお父さんの帰宅を待っていると冷えますよ。

<2>食事の不摂生

大人にとっては美味でも、子供にとってものすごく体に負担をかけて冷やすものが多くあ  ります。特に、添加物、砂糖の多量摂取は体を冷やします。チョコレート、ジュースは砂糖がいっぱい。最低でも小学生高学年までは控えましょう。

<3>運動不足

体を動かして熱は作られます。過保護にすると熱は作られません。

<4>浅い呼吸、口呼吸

熱を作るためには酸素が必要。また、口から吸う空気は肺を直接冷やします。

<5>ストレス

精神、環境などの物理的なストレスなど。なるべく解消しましょう。