PC5 間使(かんし)【経穴】

【位置】前腕前面、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方3寸(約9㎝)。
※こぶしを作り、手関節を回外して肘関節を軽く屈曲すると長掌筋腱と橈側手根屈筋腱がより明瞭に現れる。大陵(PC7)の上方3寸にある。
※長掌筋腱が不明瞭な場合は、橈側手根屈筋腱の内側に取る。

【主治】心部痛、動悸、胃痛、嘔吐、熱病、煩躁、マラリア、癲狂癇、腋窩部の腫脹、肘の痙攣、腕の痛み。

【操作】鍼は直刺で0.5~1寸。灸も可。