LU1 中府(ちゅうふ)【肺募穴】

【位置】前胸部、第1肋間と同じ高さ、鎖骨下窩の外側、前正中線の外方6寸(約18㎝)。

※雲門(LU2)を取穴し、その下方1寸にある。
※庫房(ST14)、彧中(KI26)、華蓋(CV20)、中府(LU1)は第1肋間の高さに並ぶ。

【主治】咳嗽、気管支喘息、胸痛、胸中の膨満煩悶感、肩背痛、喉痺。
※喉痺(こひ):のどが腫れて痛む病気。また、のどにできる腫瘍。

【操作】鍼は①直刺0.3~0.5寸。②外方に向けて斜刺か横刺で5分~1寸。気胸の発生を防止するためには直刺ないし内側に向けた深刺は避けること。灸も可。