家相学 72

▽間取り

▼部屋の広さとムード

①三畳

当たりまえですが、六畳や八畳と比較しますとかなり狭い感じがします。間取りとしても、壁の部分が多くなるので、牢獄的雰囲気が強いです。人によっては孤独感におそわれて、何かとものの見方が小さくなることもあります。そのうえ、悪条件のところでは、天井が低いことが重なって暗く、陰と陰が合わさったい重陰となります。これはノイローゼになりやすく、その他悪い心をもち偏屈になるといわれています。だから三畳の部屋に住む場合は、なるべく白色類のカーテン、壁、敷物などを用いて、狭い部屋を広く感じさせ、赤色系を使って、暗くなりがちの雰囲気を明朗にすることであります。照明を明るくするのも一方法であるでしょう。

②四畳半

昔は色っぽさの代名詞のようにいわれていた部屋は、誰もが親近感を持つ大きさであります。すなわち、家庭的に和やかのある部屋であります。それに陽プラス陰プラスとなっていかようにも心が変わっていくムードを持っています。つまり、色ごとに走る公算大の部屋といえます。陰気な人は色彩や照明などにも落ち着いたものを選ぶ工夫をしないと、浮ついた心になってしまいます。例えば、カーテンなどの色彩も赤系は怠慢になり、欲情的になることもあるので注意しないといけません

③六畳

これは長方形で家庭的な和やかさに、親和的な意味合いがプラスされるものであります。四畳半が一対一のムードならば、六畳は一回り大きいムードで、公的で邪心が起こりにくくなっています。