鶴頂(かくちょう)

【位置】膝関節部で、膝蓋骨上縁正中の陥凹部、ひざを曲げて取穴する。

【主治】下肢麻痺、下肢の脱力症、膝関節炎、鶴膝風、脚気。
※鶴膝風:関節が腫脹し、大腿、下腿がやせ細って鶴のひざのようになること。腎虚が欠損し、寒湿の邪が下肢を侵襲して、関節に流れ注ぐことによって起こる。

【操作】鍼は直刺で0.5~1寸。灸も可。