全知(ぜんち)

【位置】左頸部の胸鎖乳突筋の後縁で、乳様突起に近い10分の3のところにある。

【主治】頸神経痛、全身神経痛、リウマチ性疾患、頸部筋肉痙攣、関節炎、片麻痺。

【操作】鍼は芒針を使用し、軽く撚鍼しながら2寸ほど刺入する。刺入後、電気に触れたような、またはだるい、しびれたような感覚が下肢に向かって放散する。
※高血圧症、心臓疾患及び体質虚弱者に用いてはならない。