四方攻め

▽四方攻め

四方攻めとは、一室の場合だとその室の四方が廊下や通路的なものに囲まれている状態、家全体の場合だと家が道路に囲まれていて、四方から攻め込まれやすい状態のものをいいます。

これは周囲が全部通路などの状態に置かれているので、落ち着きがなく、四方から人に見られているので神経を使います。これは三方が塞がれているときと反対のことがいえます。

この四方攻めに影響される意味は、まず敵に四方から攻めたてられているような状態に置かれているので、家人全体に落ち着きがなく、家族の誰かが軽率であったり、全員がしっくりしないで不和となったりします。そして、他人から中傷されたり、周囲近隣の人から話題の種にされたりするのであります。住まいというものは、安定をはかるところであるので、いずれの場合でも落ち着きのない条件は全部凶相であります。