水路の条件

▽水路の条件

川は東にあるのが理想でありますが、東南にかかって流れていても良いです。ただし、清流であることが必要条件で、流れていないと水はすぐに腐ってしまいます。他の場合でも、東の池は一応良いことになっていますが、溜まっている場合は、必ずしも吉とはいえません。

しかし、いくら東だからといっても、川がカーブしているところに家があるのは良くありません。この理由は、凶路の考えを引用すればわかるかと思います。川のカーブしているところにある家は、水流の衝突によって水害をこうむりやすいのであります。もちろん凶路の考え方と同じように、土地が広ければ家を引っ込んだところに建てれば、多少の難を防ぐことはできます。

金銭面的に余裕があれば、川に沿って樹木を植えるとか、水防壁をつくってもいいでしょう。

いずれにしても、水辺は水気が立ち込めていて、湿気から逃れることはできないので、あまり近くにあるのは良くありません。この場合も土地が川のどちら側か、土地が高いか低いかで、その意味はだいぶ変わってきます。